IDEA PARK

IDEA PARKをリニューアルします。

無印良品は創立当初から、くらしに関わるあらゆるものを「生活者の視点」で捉え直し、ものづくりに生かしてきました。
その姿勢は今日まで変わることなく貫かれ、WEBサイト「ものづくりコミュニティ」を開設した2000年頃からは、お客さま参加型の商品開発を本格化。そこから、「持ち運べるあかり(01)」や「体にフィットするソファ(02)」などのヒット商品も生まれています。

そして2009年、無印良品のめざす「感じ良いくらし」をさまざまな角度から追求し、使い手である生活者とともに考えていく場として「くらしの良品研究所」が社内に誕生しました。
2014年には、お客さまの声をものづくりにつなげる仕組みをより強化していくため、くらしの良品研究所に「IDEA PARK」を設置。みなさんからいただいたリクエストは、2年間で10,000件を超え、その声をもとに200点以上の商品が見直されました。

無印良品のさらなる進化をめざして

無印良品のものづくりの原点には、常に「くらし」があり、「生活者の視点」があります。
しかし、ひとくちに「生活者」といっても、その顔は一様ではありません。ある時は家庭人として、ある時は仕事人として、またある時は趣味人として、人はさまざまな顔を持ち、一日の時間の中でその場に応じて使い分けながら生きています。そして、リラックスした日常の場でも、緊張感のある仕事の場でも、また趣味を楽しむ場や旅先でも、生活のさまざまな場で使われているのが無印良品です。

そうしたすべての場で、もっとお役に立てる無印良品であり続けるために、私たちは多様な生活を送る人々のさまざまな視点を生かしたいと考えています。
それは、生活のプロフェッショナルとしての視点をもつみなさんを無印良品のコラボレーターと捉え、その声に真摯に耳を傾け、「感じ良いくらし」をともに考えていくということ。その意味で、広く平均的な意見を集めて数の多いものを採用するといった一般的な顧客参加型のものづくりとは、違ったものになるかもしれません。
みなさんとともに、もっと自由な発想で、もっと多くの目でくらしを見つめ、もっと汎用性が高く、多様なくらしの中で愛用され続けるものづくりを。
無印良品の商品開発の、新たな1ページが始まります。